2017年04月29日

プレドニンの皮膚菲薄化の改善「1型コラーゲンを増やす方法」

今日からゴールデンウィークですね。

9連休の方もみえます。

レジャー時には、しっかり日焼け止めでUVケアして下さい。

日焼け止めクリーム、ファンデーション、日焼け止めパウダーの3つのアイテムを利用すると効果的です。日焼け止めパウダーは、塗り直しが簡単です。

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さて、今回のブログでは、プレドニン(プレドニゾロン)による皮膚の菲薄化(ひはくか)を予防、改善する方法を紹介します。

皮膚は、表皮、基底膜、真皮層、皮下組織で構成されています。

成人の場合、真皮層の約70%を占める成分は1型コラーゲンです。

有酸素運動をすることで、成長ホルモンの分泌が増加し、また、成長因子(グロースファクター)のIGF-1(インスリン様成長因子1)の働きが活発化します。

1型コラーゲンの増加が期待できます。皮膚菲薄化の予防・改善が期待できます。

プレドニン

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内服のステロイド薬です。

製剤名はプレドニゾロンですが、商品名で、プレドニン(塩野義)と呼ぶことが多い薬です。

強い抗炎症作用、過剰な免疫を抑制する作用があり、IgG4関連疾患、悪性関節リウマチ 、好酸球性多発血管炎性肉芽腫症、シェーグレン症候群、成人スチル病 、全身性エリテマトーデス (SLE)、バージャー病、ベーチェット病、心臓サルコイドーシスなどの疾患に使用されます。

疾患により内服量は異なりますが30〜60mgから始めて、4週間ごとに減量し、維持量は5〜10mgです。

疾患によっては、ステロイド・パルス療法(大量療法)、メトトレキサートなどの免疫抑制剤を併用します。

プレドニン内服では副作用の問題がありますが、特に問題になるのは骨粗鬆症とニューモシスチス肺炎の感染です。

骨粗鬆症の予防

維持量の5〜10mgでも、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)は進むため。予防薬の内服が必要になります。

ボナロンなどアレンドロン酸ナトリウムで骨粗鬆症を予防します。

処方例)
一般名 アレンドロン酸ナトリウム
商品名 ボナロン(帝人),フォサマック(MSD)

ジェネリック医薬品のアレンドロン酸錠は、ケミファ、富士製薬、シオノ、東和)、日医工、共和。辰巳、陽進堂、沢井、日本ジェネリック、武田テバ、マイラン、リョートーなどから発売されています。

成人の場合、1週間に1回、朝、アレンドロン酸錠35mgを水180mlで飲みます。

骨粗鬆症の予防には骨芽細胞を刺激することも大切です。ウォーキングなどの有酸素運動が有効です。

ウォーキング時の足にかかる負荷が、骨芽細胞を刺激します。

ニューモシスチス肺炎の予防

プレドニン、免疫抑制剤を内服時に注意したいのは、ニューモシスチス肺炎の感染です。

ニューモシスチス・イロベチーという真菌に感染し、肺炎を起こします。

一旦、ニューモシスチス肺炎を発症すると治りにくいです。

ST合剤で予防します。

一般名 ST合剤
商品名 バクタ(塩野義)

ジェネリック医薬品には、ダイフェン(鶴原)、バクトラミン(中外)などがあります。

薬価の低いダイフェン配合錠(鶴原)が処方される場合が多いです。

成人の場合、ダイフェン配合錠を、1日1回1錠内服して、ニューモシスチス肺炎を予防します。

なお、骨髄抑制など血液障害がある場合は、内服を中止します。

ニューモシスチス肺炎の第一選択薬はST合剤ですが、副作用が現れた場合は第2選択薬のアトバコンが処方されます。

一般名 アトバコン
商品名 サムチレール内用懸濁液(GSK)

成人の場合、1日1回、サムチレール内用懸濁液を内服します。

皮膚の菲薄化の予防・改善

皮膚が菲薄化すると、肌が傷つきやすくなり、肌荒れを起こしやすくなります。

また、小ジワ、シワが気になるようになります。

皮膚の菲薄化は、美容面に影響します。

皮膚真皮層の1型コラーゲンの低下が、皮膚の菲薄化の原因です。

1型コラーゲンを保護することが、皮膚の菲薄化の予防になります。

1型コラーゲンは、紫外線A波(UVA)のうちロングUVAによって傷つきます。

長時間、屋外で活動する場合は、遮光傘、日焼け止めが必要です。

PA++++(フォープラス)で、ロングUVAカットの日焼け止めが有効です。

エトヴォス ミネラルUVパウダー

エトヴォス取扱の美容皮膚科で購入できます。

紫外線吸収剤フリー(ノンケミカル,紫外線吸収剤不使用)でありながら、PA50、PA++++(フォープラス)です。

シリコン、タルク、鉱物油、ナノ粒子、石油系合成界面活性剤、合成着色料、合成香料を不使用で、敏感肌でも利用しやすい日焼け止めパウダーです。

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1日40分以上の有酸素運動

運動が可能な人は、ウォーキングなど有酸素運動が有効です。

筋肉からのマイオカイン分泌が促されます。

マイオカインのうち、IL-1RA、IL-10は、炎症を抑制します。

また、有酸素運動することによって、成長ホルモン分泌が促されます。IGF-1の働きが活発化します。

1型コラーゲンの増加が期待できます。

成長ホルモンは睡眠時に分泌が盛んになります。1日7時間睡眠も大切です。

女性の場合、皮膚の菲薄化だけでなく、ムーンフェイス(満月様顔貌)も気になるところですが、維持量の5〜10mgになり、バランスの良い食事と運動によって改善します。

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posted by Kotoha at 11:59| Comment(0) | 医学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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